最高最低寒暖計

室温はともかく、外気温は今まで何となく<感>で判断していたが、もっとちゃんと確かめたくなって寒暖計が欲しくなった。それも最高と最低の気温が分かるヤツだ。
ホームセンターで店員に示された温度計の売り場には、デジ・アナ取り混ぜて数十種類も置いてあるが、せいぜいマイナス10℃までしか目盛の無いいわゆる室温計ばかり。若い店員では埒があかないのでサービスカウンターで確認すると、園芸用品売り場にもあるという。

あったあった。水温計、地温計、そして水銀柱が2本並んだ最高最低温度計も。
小学生の頃、夏休みの自由研究で温度調べをする時に、気象予報官だった父が役所から持ち帰ってくれた、もう使わなくなった旧い温度計。<虫>と呼ばれるマーカーが水銀柱の中に入っていて、水銀の伸びに押されて移動し、下がってもその位置に留まって、それぞれ最高と最低を示してくれる懐かしいタイプだ。
ただ、残念なことに現品限りというそいつは水銀が切れて、パッケージの上からでは叩いても元に戻らなかった。

ネットで探しても同じものが無く、「まァいいか」と取り寄せたのがこのバイメタル式寒暖計。イマイチ安物っぽくて信頼性に欠けるが、無いよりマシだろう。

昨日から今朝にかけての最高と最低気温は、上がマイナス4℃で、下がマイナス20℃。そして現在の気温がマイナス10℃。
どうせならもっと下がれと思うが、まあ、山の中とはいっても札幌郊外ではこんなものか。
ほんのチョッと楽しみが増えた。