メタボ?


晦日を挟むように暮から正月に結構な積雪がありましたが、工房周辺の南区では相変わらず少雪が続いています。石狩湾から上陸する西の風が大量の雪を落とす石狩北部や南空知では、毎日の除雪に手を焼いているとのニュースですが、こういう気圧配置の時には工房近辺は屏風の陰に入ったように快晴の上空が拡がります。
晴れた日の朝は冷え込むのが定番ですが、ググッギュギュッと薄い雪を踏みつけながら艇庫の壁の寒暖計を見ると、ちょうど氷点下15℃でした。まあ、旭川市の江丹別ではマイナス30℃以下だそうですから、それと較べたらどうってことはありませんけどね。

12月の初め頃から1ヶ月近く姿が見えずに心配していたルルが、狸のようにコロコロに肥って戻って来ました。いえ、戻ったというのは間違いです。時々は周辺で足跡を見かけていたのですから、たまたまタイミングが合わなかったということなのでしょう。しかし、気に掛かりはじめるといろんな疑問が湧いてくるもので、足跡で個体識別ができる訳もなく、「やっぱりどこかで死んだ・・」とまで自分で思い込もうとしたりしたもんです。

見えない間に何があったのか、以前のように2頭連れ立ってではなく、ルルが独りだけではあるのですが、厳寒にやつれた様子は微塵もありません。この時期は襟巻きにしたいほどフワッフワの姿になるのが常ではありますが、今までで一番肥って見えるのは気のせいでしょうか。