これも夏の色


自然界ではあまり見かけない色たちが不規則に大集合。
普段の暮らしでは決して目にすることのない、落着きとか安らぎとは正反対の配色ですが、子供達には興奮や期待をもたらすのに充分なパワーがありそうです。こんなにぎやかな色、新緑の春や落ち葉の秋には似合いません。
でも、こんな配色どこかで見たような・・と記憶を探すと、ありました。しかも冬です。そう、ゲレンデに散らばりリフトに列を作る、好き勝手なウエアー達の色ではありませんか。
人工的な配色とはいえ、夏の暑さをはねつけるようなこの乱雑さは、なぜか網膜の奥から遠い昔の記憶や子供達の高い声を引き出してくれる懐かしさも宿していました。