困った奴ら

夏の脇役といえば、毎年ホトホト悩ませてくれるコイツらを挙げない訳にはいきません。

この、羽根が退化したイナゴのようなバッタの名前はミヤマフキバッタといい、同じ時期に似たような場所で大発生するサッポロフキバッタとよく似ています。ちょっと見ただけでは違いが判りにくいこのバッタたちですが、ウドの葉にたかるこの画像はどんな葉でも食べるミヤマフキバッタで、ほぼフキの葉しか食べないサッポロフキバッタではありません。しかし、迷惑な点で共通なのがそのジャンプ力。人間のサイズにしたら超高層ビルを跳び越えるほどの跳躍力で仕事の邪魔をしてくれます。目的の場所をめがけてではなく、着地のことなど考えずにとりあえず思い切り跳んでみるようで、樹脂作業や吹付け作業を一瞬で台無しにしてくれます。

このバッタと同じ特攻隊員がセセリチョウです。なんといっても周辺の山肌に無尽蔵にある笹の葉が食草ですから、未来永劫食べたい放題。毎年7月の中旬から8月末にかけて大量に発生すると、意味も無く(もしかして理由でもあるのか?)稲妻波形で飛び回り、窓と言わず壁と言わず、もちろん作業中の樹脂の中といわず、みごとに玉砕してくれます。

仕事を増やしてくれる、元気すぎる虫たちに落胆させられることは多いけれど、憎い訳ではありません。
できれば工房の中ではなく、自由に外で飛び回って欲しいだけなのです。