落とし物

工房の斜め前の路上にこんもりとした落とし物。

それにしても太い! コーヒー缶と同じくらい! どんな肛門してんだ!

中身は大量のクルミ。先日来の台風で落ちたまだ未成熟な実を、硬い殻ごとバリバリとやったらしい。
ボソボソだけど、これだけいっきに落としたらどんだけスッキリ?

この◯ンコの上についさっき、腰を落として身体を丸め、無防備に息張るでっかいヒグマの姿があったことを想像すると、なぜか謙虚な気持ちになる。

「スイマセン。畏れ入りました。どうぞ好きなようにお暮らし下さい。」