こりゃ根雪かな?

夜半から明け方にかけての吹雪は、11月に入ったばかりというのに40センチを越える積雪を置いて去りました。
自宅の周りの除雪を手早く済ませて出勤。
時期が早すぎてまだ体勢が整わず除雪が入っていない道路をやっと工房にたどり着くと、40センチどころか膝まで没する真冬のような状況です。
あちこちで雪折れした大木が道路道路を塞いでいます。
地面に押さえ付けられないまでも、まだ葉を落としていないクリやミズナラ、それにエンジュやアカシアのようなマメ科の木は、雪にまとわれつかれて路上に大きくしなだれかかり、フロントガラスに被さります。


写真は工房に置いていたキャンパーですが、これを見てベース車両が判る人はかなりのクルマニアでしょう。
この雪の除雪は手作業では絶対に不可能。除雪機を急遽引っ張り出し、格闘すること数時間。手はしびれ、上半身は汗びっしょりになって、やれやれやっと何とか済ませました。

何年か前にも、遅い初雪が今回と同じくらいの積雪になり、結局そのまま融けることなく根雪になったことがありました。
根雪の定義としては、雪積状態が30日以上続き、もしその後に暖気で融けたとしても10日以内に再度積雪状態になれば根雪が継続したと認めるというものなので、降った時点で決めつけることはできません。
相当の時間が過ぎた後で、「実は何月何日が根雪の初日だった」といった具合に何かのついでに発表されるから、記録としては少々インパクトに欠けるきらいもあります。

毎年11月の半ばに現れる、小春日和とかインディアンサマーと云われるうららかな日は本当に訪れるのでしょうか。