帰ってきたホオジロ君

昨年の春から夏にかけて工房の周辺で過ごしていたホオジロが今年もまた戻ってきました。
昨年の7月25日に記した、ナルシストのオスです。
暖かい地方では、冬の渡りをしない留鳥として過ごすらしいのですが、北海道で越冬はできません。それほど長距離の移動ではないものの、東シナ海周辺くらいまでは南下するようです。

餌台などに群がる小鳥をジ〜〜ツと観察していると、その行動パターンやお気に入りのポジショニングなどから個体識別できることがたまにありますが、このホオジロの場合は一目瞭然、去年とまったく同じ特異な行動からすぐに確信がもてます。

窓の外に停めたキャンパーのバックミラー、それも運転席側のドアミラーではなく、助手席側に張り出した大きい鏡にご執着。
一日に何度も来ては鏡の中の自分を見つめています。

ときどきは威嚇の態度のようにも見えることがあるので、もしかしたら自分以外のけしからんヤツと思っているのかも。
そうですね。じきに繁殖期を迎えます。そうすれば、ピーチュリピーとあの美声を響かせてくれることでしょう。